The History Boys の軌跡
2004 年 5 月 18 日 イギリス、リッテルトン劇場にて初演。
2005 年 2 月 ローレンス・オリヴィエ賞 最優秀新劇賞 受賞
2005 年 11 月 リッテルトン劇場にて再演。
2006 年 4 月 アメリカ、ブロードハーストシアターにて上演。
2006 年 6 月 トニー賞 最優秀戯曲賞を含む6部門を受賞。
2006 年 10 月 同キャストによる映画「The history Boys」を公開。
日本では2014年に世田谷パブリックシアターにて初上演されている。
作家アランベネットについて
アラン・ベネットは、1960年代の「ビヨンド・ザ・フリンジ」の成功以来、イギリスを代表する劇作家の一人である。
テレビシリーズ「トーキング・ヘッズ」は現代の名作となり、舞台作品では「40年目の真実」、「レディ・イン・ザ・ヴァン」、「帰属の問題」、「ジョージ三世の狂気」(「ジョージ王の狂気」はオスカーの脚本賞にもノミネートされた)、ケネス・グレアムの「ザ・ウィンド・イン・ザ・ウィロー」の脚色など多くの作品を発表している。
英国のナショナル・シアターで開幕した「ヒストリーボーイズ」が、イブニング・スタンダード賞、批評家協会賞、オリヴィエ賞、サウス・バンク賞を受賞した。ブロードウェイでは、ニューヨーク・ドラマデスク賞、アウター・クリティックス・サークル賞、ニューヨーク・ドラマ批評家賞最優秀作品賞、ニューヨーク・ドラマ・リーグ賞、最優秀作品賞を含むトニー賞6部門を受賞した。2006年には「ヒストリーボーイズ」の映画が公開された。
アラン・ベネットの散文集『Untold Stories』は、2006年にPEN/アッカーリー賞(自伝部門)を受賞している。また、リーダーズ・ダイジェスト誌のオーサー・オブ・ザ・イヤーに選ばれている。最新作は「Six Poetts:Hardy to Larkin"は、彼のお気に入りの詩人による英詩のセレクションである。彼の同名の戯曲を基にした『The Lady in the Van』は、長編映画化され、2015年11月に公開された。